主人は今から16年前、急性心筋梗塞で意識不明となり、救急車で兵庫医大に運ばれました。12分間の心肺停止であったため、「たとえ意識が戻っても植物人間でしょう」と告げられました。
ところが神様は奇跡を起こして下さり、3日目には意識を回復し、翌日には全く普通の状態に戻っていました。当時の医師からは、「後遺症が残らない驚くべき回復は、前例がありません」と言われました。
私は今、自宅近くの介護施設で働いていますが、今迄何人もの方々を看取らせて頂きました。様々な激動の時代を歩まれ、御高齢となられて静かに最後の時を迎えられた尊い命です。人の命には、主人の様に奇跡的に救われる命もあれば、世界で起こる様々な紛争や、自然災害、病気などで、予期せずに失われてしまう命があります。確実にやって来る命の終わりの時に「いい人生だった」と思えたなら何と幸いな事でしょう。

「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。」
(ヨハネの福音書14章6節)

クリスチャンは、イエス・キリストによって、死に打ち勝ついのちと希望が与えられています。私は、イエス様によって永遠のいのちと、天国が保証されている事を心から感謝しています。

<N.Y>