クリスチャンホームに生まれ、赤ちゃんの頃から教会に通っています。毎週日曜日には礼拝に出席して、食事のときには神様にお祈りをする。このことは私にとっては当たり前な日常でした。大人になり、今改めて思い起こしてみると、生まれたときからこのような環境で育つことができたのは本当に神様からの恵みと愛だったなと切に思います。私は自分に自信がなく、人と自分を比べてはすぐに傷付くような人間でした。神様に何でも打ち明けてお祈りできるという事を知らなかったなら、とても1人で生きていける存在ではありません。神様を知らなければ、今ここにも生きていないのではと感じるほど、弱いのが私です。
自分の人生を振り返ると本当に様々なことがあり、良いこともありましたが、試練のように感じるつらい時期もありました。小学生のときのいじめ、中学生のときの不登校、高校生のときの将来に対しての漠然とした不安…。つらいときは自分は恵まれていないと思ってしまっていましたが、神様にお祈りができることで何とか前を向いて進めていけたのだなという事実に今は気付かされています。
自分だけで生きるのではなく、神様と一緒に歩みを進めていけるのがクリスチャンの人生なのだと思います。お祈りと同じように、聖書を読むことも大切です。忙しい毎日の中でなかなか聖書を深く読みこんでいくことが最近はできていなかったので、今後は時間をつくって、聖書の御言葉に自分から触れていき、御言葉を通して神様に出会っていきたいと思います。