私はキリスト教の背景など全くない家庭環境で生まれ育ちましたが、幼い頃からこの宇宙、地球やその中に存在するすべての物を造った絶対的な方が存在することをうっすらと信じていました。その方の存在を身をもって感じ信じる事ができたのは、大学3年の時でした。ある人の紹介で知りあったクリスチャンの人格に魅せられ、いつの間にか教会に足を運ぶようになり、そこで語られる聖書のことばが私を捉え、信じ、クリスチャンになりました。

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。・・・」
ヨハネの福音書3章16節

自己肯定感の低い私でしたが、“世”というのは私を含むすべての人を指すのであると、こんな罪深い私を愛し、救いの道を備えてくださったと知り、その日以来、世の中の見方に変化が出てきて、親への感謝を感じて、接し方も変わってきました。その両親も、ある新興宗教の熱心な信者でありましたが、晩年、奇跡的に、神のひとり子イエス・キリストを信じる信仰に導かれ、天に見送ることができました。
また、27歳の時クリスチャンの妻と出会い、昨年結婚40年を迎えました。今まで家庭生活、仕事、子育てに色々なことがありましたが、今、振り返ると神様は本当に真実な方であることをしみじみと感じています。
聖書に「神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためにはすべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。」(ローマ人への手紙8章28節)とあります。
残された人生一日一日を大切に神様と共に歩んでいきたいと思います。

<M.T>