突然ですが、私は「愛」を知りませんでした。そして「愛」を持っていませんでした。私は以前、ある人からこう言われました。
「あなたにこれほどの愛を与えているのに、あなたは何を返してくれたの?」
その言葉を受けた私は、何とも言えない嫌な気持ちになりました。自分なりに愛を持って表していたつもりでも、それは相手には伝わっていなかった。しかし、そもそも愛とは何なのか?R.Tさん(私にとっての信仰の母)は聖書のある箇所を教えて下さいました。
「愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。」
これを見た時、えー!? 私には絶対に無理だ…と絶望しました。しかし同時に最高の喜びであり希望でした。なぜならこの気づきによって、私は初めて本物の愛と神様に出逢えたのです!人間の愛は一時的だったり、条件付きだったり、変化したり…限界がありますが、しかし神様の愛は不変的で無条件で無限なのです。私が神様を愛していなくても、愛を返していなくても神様は一方的に私を愛して下さる。私は愛を返せなかったのではなく、そもそも愛を持っていなかったのだ!だからこそ神様が私に誰かを愛せるように愛を下さったと分かりました。本物の完全な愛は神様が下さる。この全身が震えるような体験は、私の人生で最高の事件でした!それ以来、愛のない私は神様からの愛と力によって日々養われています。
<A.M>