「残り時間」という岩佐なおさんの詩の中に『父を箱に入れて、母を箱に入れて、やがて自分も箱に入るけれど…』という詩がある。かつての私はこの箱の中に入ることが怖く、生きる意味もわからず、心は不安定でした。30代半ばで一人のクリスチャンと親しくなりました。その方は心の内を聞いてくださり、しっかりと受け止めてくださいました。聖書の学びはチンプンカンプンでしたが、礼拝や集会にも加えていただき、多くのクリスチャンと出会わせていただきました。
その方達はいつも輝いておられ「イエス様が生きて働いておられる」ということに納得しました。信仰を持ったからこそ見える神様の深い愛と赦し。十字架のみ業を感謝する日々に変えられました。「死」に対しては、

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
ヨハネの福音書3章16節

この聖書の言葉から平安が与えられ、箱に入る怖さからも解放され、高齢者になった今、恵みの一日一日をイエス様と共に歩ませていただいています。