2年以上続いているコロナ禍の中、人間関係が希薄になっている。というよりは希薄にならざるを得ない状況になっている。しかしこのままでいいのだろうか。人と接する機会が少なくなっている中、多くの人が孤立化し不安と恐れの中にいる今だからこそ一人一人が身近な人に手を差し伸べる時ではないだろうか。却ってこのような機会により深い関係を築き上げ、少しでも孤独の中にいる人、悩みの中にいる人に寄り添ってその人たちの声に耳を傾けるようにしたいものだ。
最近、従姉が、大腿骨骨折のため、3カ月の入院生活を終えて退院してきたのだが、入院中のつらさに加え、難病を抱えながら留守番をしていたご主人のことが気にかかり、その間の言葉では言い尽くせない思いを手紙と電話で伝えてきた。こちらとしても精一杯その心に添わせてもらったつもりだが、先方は思いのたけを打ち明けることができてホッとしたようだ。
又、昨年12月末には、余命宣告を告げられて、自宅療養をしているクリスチャンの従弟を先方の了承を得て訪問した。このように対面しづらい状況の中ではあったが、久しぶりに昔話に花が咲き楽しいひとときを過ごすことができた。ひとことお祈りをさせてもらい、再会を願いつつ居宅を後にした。ということで、この時期、訪問は無理としても電話なりメール、又は手紙を通して本当の意味で、心のきずなを結ぶときではないかと思っている。尚、従弟は先月5日に安らかに天に召された。
<T.S>
