牧師 坂口将人

皆様お元気でしょうか? 5月になりました。風薫る爽やかな気持ちの良い季節になりました。
一昨年の5月初旬、家族の用事で香川県の西部にある善通寺市に行く機会がありました。善通寺市の畑の中の道を通っていたところ、一面、黄金色に輝く豊かな麦畑を見ることができました。
聞けば麦の種まきは、11月中旬から下旬に行われるそうです。さらには12月過ぎから2,3回ほど発芽した麦の芽を踏むことで(麦踏)、より強い麦を育てるそうです。 踏まれながらも辛い冬をじっとがまんして越え、ぐんぐん成長し多くの実を実らせる麦の姿に、とても励ましを覚えました。

「主はあなたの地境に平和を置き最良の小麦であなたを満たされる。」 詩篇147:14

このように主なる神様は、私達一人一人が心の面においても体の面においても守られ、平和で暮らすことができるように、また満たされた豊かな生活を送れるように望んでおられます。
さて、聖書の主な舞台であるイスラエルにおいて、麦は大切な収穫物でありました。5月後半から6月初旬のある日に、大麦の初穂をささげてから7週間後、小麦の収穫が始まるころに「七週の祭り(五旬節)」がユダヤ三大祭りとして祝われます。
また、クリスチャンにとっては、三位一体なる神様の一つの位格である聖霊様が臨んでくださり、助け主としておいでくださった記念日(ペンテコステ)で、教会では今年は5月23日に祝います。
聖霊様は、私たち一人一人のうちにおいでくださって心の中を知り、慰め、励ましてくださり、また、私たちの言葉にならないような祈りも聞いて、とりなしてくださるお方です。
今の世界は、新型コロナウイルスの問題で先の見えない暗い状態であります。またあらゆる問題の中で不安でいっぱいになる事があるかもしれません。そんな時、イエス・キリストを信じて、助け主である聖霊様を心に迎え入れ、皆様の心と体が守られ、豊かに満たされた生活を送られますように、心からお祈りいたします。