主任牧師 古森薫
4月、新しいスタートの季節を迎えました。進学や就職、異動など、新しい環境に入られる方も多いことでしょう。新しい出会いの季節に期待がふくらむ一方で、見知らぬ場所や人間関係に不安を感じている方もおられるのではないでしょうか。
実は私は、子どもの頃とても人見知りでした。この話をすると、ほとんどの方は信じてくれません。初めて幼稚園に通った日、母に連れられていった私は、そのまま一人残され、母は帰ってしまいました。あまりに突然のことで、ショックで大泣きしたことを今でもはっきりと覚えています。その後も長年、4月は私にとって恐れと苦痛の月でした。
ところが、クリスチャンになってから、私の中に明らかな変化が起こりました。初対面の人に対しても心を開いて挨拶をし、話すことができるようになったのです。自分の力では決してできなかったことが、不思議なことに何の努力もせずにできるようになっていました。
なぜでしょうか? それは、イエス・キリストを救い主として信じたとき、聖霊なる神がその人の心の中に来てくださるからです。聖霊は目には見えませんが、今も生きて働かれる助け主なる神です。
キリスト教では、「父なる神」「子なるイエス・キリスト」「聖霊なる神」という三つの位格が、唯一の神であると信じています。これを三位一体の神と呼んでいます。そして、この聖霊なる神によって、神の愛がイエス・キリストを信じる人の心に注がれるのです。
「この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」(ローマ人への手紙5章5節)
この神の愛に満たされるとき、他者からの評価や拒絶への恐れから解放され、何があっても変わることのない希望と喜び、そして平安が与えられます。
新しい環境に不安を感じておられるあなたに、ぜひ伝えたいことがあります。あなたは独りではありません。神様に「助けてください!」と祈ってみてください。神様はいつもあなたと共におられます。また、教会では互いの信仰を励まし合うことができます。
新しい出会いの季節、教会では皆さんのお越しを心よりお待ちしています。
