牧師:鶴岡徹也
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
長引くコロナ禍でお互いに会うことや、マスクを取って話すことができない日々が続き、精神的に苦しみを覚えておられる方もおられるのではないかと思います。また、実際にそのようなお声もよくお聞きしています。
蔓延するコロナウィルスの感染力の怖さ。
無症状であっても他の人に移してしまうかもしれない怖さ。
それによって他の人の生活にまで影響を及ぼしてしまうかもしれない怖さ。
今、私たちは誰がかかったとしてもおかしくないような状況の中で、ある種の“怖さ”を感じながらの生活をしているわけです。私たちが抱える怖さというのは、ウィルスの怖さなのでしょうか。それとも、それによって周りの人との関係が崩れてしまうかもしれない怖さなのでしょうか。
人というのは、普段はどれほど冷静で落ち着きのある人であったとしても、一度状況が変わってしまうと、恐れや心配、疑いや怒り、そのようなものに心が乱される者ではないでしょうか。結局のところ、恐れのない人などいないのです。
しかし、神様の言葉である聖書には、そのような私たちに対して希望のメッセージが語られています。
「あなたがたは心を騒がせてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。(ヨハネ14章1節)」
イエス・キリストの言葉には、本当の平安があります。
イエス様はこれを読まれているあなたに「まず心を騒がせないで、わたしを信じてみなさい」と優しく語りかけてくださっているのです。
またお互いの人間関係に対しても、励ましの言葉がたくさんあります。
「こういうわけで、わたしたちはもう互いにさばき合わないようにしましょう。(ローマ14章13節)」
「“今日”と言われている間、日々互いに励まし合って、(ヘブル3章13節 抜粋)」
「わたしはあなたがたに新しい戒めを与えます。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。(ヨハネ13章34節)」
どの言葉も、メディアからは耳にすることのない、私たちにとって本当に必要なメッセージです。
イエス様の愛を知った人は、恐れに支配されることがなく、神様の平安の中に生きることができます。そして、周りの方を疑い、批判する生き方ではなくて、かえってより愛し、より支え、より祈る生き方に変えられていきます。
あなたの人生も、イエス様の愛によって変えられていきたいと願われないでしょうか。あなたのお越しをお待ちしています。