牧師 坂口将人

6月に入り、雨が多い季節になりました。雨の中で過ごすことは大変ですが、花々や草木には恵みの季節でもあります。教会の庭に咲く紫陽花や多くの花々がみずみずしく、大喜びしているように見えます。
イエス様は花々について、次のように言われました。

「草花がどのようにして育つのか、よく考えなさい。働きもせず、紡ぎもしません。しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも装ってはいませんでした。今日は野にあって、明日は炉に投げ込まれる草さえ、神はこのように装ってくださるのなら、あなたがたには、どんなに良くしてくださることでしょう。信仰の薄い人たちよ。」 (ルカの福音書12:27,28)

ソロモンとは、イスラエルが最も栄えた時代の王様、栄華を極めた人のことです。その彼がどれほど着飾ろうと、この野の草花ほど美しくはなかったのだ、とイエス様は言われました。
“花は自分で着飾ろうと考えているわけではない。働くわけでなく、明日の命すらわからない弱い存在である。それでも神様がこの花を装って下さり、こんなに美しく咲いている。野の草花でさえこんなに美しく装って下さる神様は、あなた方のことを心配し良くしてくださるはずではないか。”
神様は天地とその中に住むすべてのものを造られました。そして、人を神様のかたちとして、大切な存在として造られました。ですから、神様は私たちのことを何よりも大切に思い、心配してくださいます。 聖書は、また、このようにも記します。

「主はあなたに恵みとあわれみの冠をかぶらせ
あなたの一生を良いもので満ち足らせる。
あなたの若さは鷲のように新しくなる。」 (詩篇103:4b、5)

私たちの人生の歩みは苦難の連続かもしれません。しかし、神様は私たちの経験する苦難を、後の日には恵みに変えてくださいます。そして私たちの人生を良いもので満たしてくださるお方です。このお方を受け入れ、信頼して喜びの人生を歩ませていただきたいと心から願っております。