私は醤油醸造業を営む家に3人姉妹の長女として生まれました。父は戦争の影響で慣れない家業を継ぎ、母との喧嘩が絶えず、私はいつもビクビクして暮らしていました。結婚して暖かな家庭を築きたいと願い、結婚しました。しかし、心は傷ついたままで何か虚しく、心の平安を求めていました。そんなある時、私は本の中で聖書の御言葉「すべて疲れた人、重荷を負っている人は私の元に来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」に出会いました。教会に行ってみたいと思い、自転車で探したりしました。その間に両親は相次いで亡くなりました。私は長女としてしっかりとやらねばと思うのですが荷が重く、疲れクタクタになりました。そして益々教会に行きたいと思うようになりました。そんな時、偶然ご近所の方がクリスチャンで一麦西宮教会に行っておられることを知りました。そして地区集会に参加しました。その後、初めて行った教会では暖かい太陽の光が降り注ぐようで、心がホッとするような不思議な気持ちになりました。
聖書の中では、いつも私が思っていた理不尽なことや疑問が全て解決されている事がわかり、この神様なしには生きては行けないと思うようになりました。こんな私のためにイエス様が身代わりとなって十字架にかかって死んでくださったことを信じるだけで罪赦されることを知りました。クリスチャンとは自分の弱さを知っている人たちであると知りました。私のような罪深い弱い者でも、ありのままで受け入れてくださることを知り、イエスキリストを自分の救い主として信じて洗礼を受けました。

「わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。」ヨハネの福音書14章27節

<T.A>