「下手でもいいから思いっきり賛美しよう!神さまの子どもだから。神さまが喜んでくださるから。」幼い頃、教会学校で、そのように教えてもらって賛美を歌ってきました。
親になってその気持ちがよく分かりました。子どもが一生懸命大きな口を開けて歌っていたら、それが嬉しくて胸がいっぱいで、上手下手なんて二の次三の次。しかもそれが自分のために歌ってくれているバースデーソングだとしたら…!
賛美は神さまが喜んでくださるささげもの、贈りもの。だから賛美は喜び。そう思って歌ってきました。でも、ずっと自分の声が嫌いでした。神さまにとっては嫌な声でなくとも、私には嫌な音でした。
けれど最近「あなたの声は、神さまが造られた世界で唯一の楽器」と聞いて、神さまが造られた楽器に文句をつけるのは申し訳ないなと思いました。この音色で神さまをほめたたえることは、私にしかできないのだ。世界は神さまが造った、神さまが聞きたい音(声)で満ちているのだと。
聖書に「主を喜ぶことは、あなたがたの力だ」とあるそのとおりで、賛美すると元気になれます。私の教会は、子どもからお年寄りまで、大きな声で歌っていて、その姿が最高です!神さまにもこの上ないハーモニーとして届いていることでしょう。輝いて賛美している信仰の先輩方は、私たちの憧れであり私たちの誇りです。
これをお読みのあなたも、誰も代わることのできないあなたの声で、あなたの心で、神さまを賛美しませんか。神さまに造られた音を重ねて、私たちを造り私たちを愛してくださっている神さまを共にほめたたえましょう!
<H.W>