私は現在77歳ですが、30半ばから登山が好きになり近郊の山は勿論、日本アルプスを登り、10年間程のめりこみました。その後仕事の関係で中断しましたが、60歳過ぎて会社の友人達と再開しました。その間56歳で受洗しました。
65歳の7月に大雪渓で有名な白馬岳に登り、下山は未経験の黒部の欅平に降りるルートに3人で挑戦しました。上級者コースで、この年山岳救助隊の偵察登山に次ぐ最初の組ということで、案の定残雪の横断に大苦労して下降しました。そして途中の急斜面で浮石を踏んで滑落しました。リュックの重みで仰向けのまま滑落し、何とか自力で腹ばいになり止めようとしましたができません、もうだめだと思った時、妻が危ない時はイエス様と叫ぶのよと言っていたのが浮かび、思い切り叫びました。するとゆっくりとした時間があり、目を開けたら岩の上の窪みにすっぽりリュックがはまり仰向けで止まっていました。まったくの無傷で、30m位上の友人に手を振って無事を知らせました。実はこの後下山までにはもう一度試練があり、詳しくは別の機会としますが、これも含め私は登山への過信があったことを悔い改めると共に、何より神様への祈りが聞かれ、生かされたことに感謝で身が震えました。

「私は死ぬことなく、かえって生きて主のみわざを語り告げよう」詩篇118:17

生かされていることに常に感謝し、また神様とその造られた自然の命に謙虚に接し、安全な登山や自然との触れ合いを通し、少しでも多くの方と神様の愛を分かち合えるよう、命を丁寧に使わせて頂こうと思っています。

<T.K>