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2017年9月(Sep) 「私たちの国籍は天にある。」 

9月になりました。まだまだ暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
「けれども、私たちの国籍は天にあります。」
この言葉は、パウロという人がピリピの町のクリスチャンたちに送った手紙の中のものです。
この前には「多くの人が地上の事 (財産、名誉などの欲望) に心奪われ、その人々がキリストの敵として歩んでいる。」という文があり、それに続き「けれども、クリスチャンは天の国の住民 (永遠のいのちをもつ者) であり、世に遣わされた者として正しい生き方をしよう。」との励ましが書かれているのです。
ここで「国籍は天にある」という言葉は「天国の市民権を持っている。」という意味にもなります。
当時、ピリピの町の人は、ローマ帝国の中においてローマ市民という特権を持って生活していました。ローマ市民には、他の町にはない選挙権、被選挙権、税金の免除等の特権がありました。
しかしパウロはクリスチャンは、そんな地上の特権より天国の市民であるという特権にこそ目をとめるべきだとピリピの人たちを励ましたのです。
では天国の市民である特権とは、どのようなものでしょうか?
この世での人生が終わっても、天において永遠に生きることができ、またイエス様が世に勝利された故に、彼と共に生きる私たちも地上において、圧倒的な勝利者となるというものです。
そして人は、この特権を持つことを理解した時、今の世界における生き方も変わります。
地上で生きる時に現れる困難 (死、病、貧困、争い、孤独等の様々な出来事) にも心動かされることなく、苦難に対する勝利者として、永遠に生きる勝利者として、喜びと平安の道を歩めるようになるのです。
どうか今、恐れ、不安を抱えておられる方は、天に国籍を持つ者となり、勝利者としての喜びと平安の人生を歩んでください。天の国籍はイエス様を救い主として受け入れることで手に入ります。これを読んでおられる皆様が、天に国籍を持つ者になって下さるよう、心よりお祈りいたします。

牧師 坂口 将人