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2018年12月(Dec) 

「メリークリスマス!」 

 クリスマスの朝、枕元にプレゼントが置いてあった時の感動を忘れることはできません。

 当時、TV放送されていた「ロボコン」の超合金があったのです。近くで寝ていた妹たちも目覚めと同時に叫んでいました。すぐ下の妹にはスヌーピーのぬいぐるみが、そして次の妹にはミミちゃんと命名されることになる猫のぬいぐるみがありました。

 私の家にサンタクロースなどが来るとは思っていなかった自分にとって、この衝撃は非常に大きなものでした。まさに信じられないプレゼントだったのです。当時、それぞれの手にプレゼントを持って撮った記念写真は今でも持っています。
 その後、私の家には残念ながら2度とサンタクロースが訪れることはなく、それがたった一回の出来事となりました。貧しい家だったので、そうしたサプライズのプレゼントをサンタさんに頼む余裕がなかったのだとか(笑)。
 ただ、それだけにその衝撃の大きさは50歳を過ぎた今でも残っています。
信じられないようなことが起こる時、人の心にはとても大きな影響が残ります。その記憶と心に受けた印象は時が流れても決して失われず、嬉しい思い出として残っているのだということを経験しました。
 私たちの人類においても信じられないようなプレゼントが送られた時がありました。それがクリスマスに起こった奇蹟です。それは神の独り子なるイエス・キリスト、救い主なるメシアが生まれたという出来事です。
 聖書によれば、キリストは人の罪と死の問題を解決し、永遠の平和を人に与えるための神様からのプレゼントであり、愛のしるしです。
 神が人となって生まれたという発想自体、信じられないような、おとぎ話のような出来事です。しかし、その衝撃があまりにも大きかったので、その後、2000年以上に渡って世界で語り継がれ、イスラエルのベツレヘムという片田舎で起こった出来事が、遠く離れた日本という地にも伝えられ、何と、イルミネーションまで飾られる事態となっているのです。
 最初のクリスマスの出来事からするとあまり関係のないことも加わって、形は大分変わったところもあるのですが、その基本的なメッセージは今も変わりません。それは、人は神様から愛されており、覚えらえているというメッセージです。
 キリストが生まれることを預言したイザヤ書には、このキリストは「インマヌエル」と呼ばれると紹介されました。すなわち、神が人ともにおられる、という意味です。
 人は尊い存在として生まれ、神様から愛されている。しかし、その神様から離れてしまった時に、人間は罪に捕らわれ、生きる目的も見失ってしまったというのです。しかし、その状態を解決するために与えられたのが、救い主イエス・キリストだと聖書が記しているのです。神様から離れて生きる人間を見捨ててはいない、神のもとに立ち返ってほしいという愛のメッセージのしるしがキリストなのです。
 この贈り物の衝撃は世界の歴史の中で語り継がれ、経験され、そして証されてきました。私自身もロボコンのプレゼントをもらった衝撃に勝るとも劣らない神様の愛の恵みを経験してきました。「こんなちっぽけな自分」と思っていた私のことを覚えてくださっている神様がこの世界にはいらっしゃるというメッセージは、私にとってのクリスマスの本質的なメッセージでした。
 
「見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」それは、訳すと「神が私たちとともにおられる」という意味である。  聖書

 皆さんの上にもクリスマスの祝福があるように祈ります。

主任牧師 神戸博央